引っ越しの際は住所変更が必要ですが、他の市区町村や他県へ引っ越しするときは「転出届」や「転入届」が必要だったり。 手続きには期限が決められてますので、計画を立てて早めに済ませておきましょう。
<目次> |
新居が決まったらあらかじめやっておくこと
新居が決まったから一安心!というわけではありません。
引っ越しには色々手続きがありますので必要なものをチェックリストにしておくなどして一つ一つ手続きを済ませましょう。
【インターネット・固定電話の移転手続き】
最近では、単身の方で固定電話を持っている方はほとんどいないと思いますが、インターネット回線を利用している方は多いと思います。 インターネット回線の手続きは、同じプロバイダで利用出来るならば移転手続き、移転先のネット環境が違くケーブルテレビのネットとか今までのものから変えなくてはいけない場合は、「解約→契約」手続きが必要。 新規の契約は2週間程度掛かるので早めに手続きを行いましょう。
【駐車場の解約手続き】
駐車場の解約手続きは、あらかじめいつ解約になるのか?管理会社・貸主へ確認しておきましょう。 管理会社の場合、翌月末の解約になっているところが多く、解約を伝えた当月の解約ではないことが多いようです。 貸主が個人の場合は、当月解約もOKしてくれる場合が多いようですが、契約時または契約書に記載されていますので必ず確認しましょう。
【収入証明書の手続き】
お勤めの方は会社へ連絡しておきましょう。 収入証明は、保育園への転園や結婚にともなう扶養家族の申請、税金やローン利用の際に必要となる書類です。 変更に時間がかかるので早めに行いましょう。
【婚姻届けの提出】
結婚を機に新居を探す方は結構いるんじゃないかと思います。
新居で扶養家族になる場合、所得税など控除があるので事前に手続きをしましょう。
引っ越し1週間前までにやっておくこと
新居へ引越しもあと1週間。 この1週間はなにかと忙しいので、ついつい忘れて時間が過ぎてしまいます。 しかし、手続きも1週間程度時間のかかるものもあるので忘れずに行いましょう。
【住民票、住民税の変更】
住民票は引越しの14日前から手続き出来ます。 引越し前の市役所で「転出届」をもらい記入しておきましょう。(引越し後、新居の市役所に提出します)
【お子様の転校届】
同じ学区域であれば学校は変わりませんが、学校が変わる場合は必要です。
【郵便先の変更】
郵便局に新居への転送依頼をします。 この転送依頼をしないと、引越し前の住所に届いたものは受け取りが出来ずトラブルになります。 インターネットでも手続き出来るので早めにやっておきましょう。
【電気・ガス・水道の変更】
電気・ガス・水道の会社に連絡し、引越しに伴う使用の中止の手続きを行いましょう。 新居へ移る日に合わせて、使用開始の手続きも行っておきましょう。 ガス開栓は、立ち合いが必要なのであらかじめ予約を入れます。 プロパンガスの場合は、預かり金で1万円発生するところもありますので、確認しておきます。
【銀行と印鑑登録の住所変更】
銀行口座を登録している住所を変更します。 家の購入でのローンなどは通帳の提示が必要になる場合も。 新居の契約時に、印鑑証明書が必要な場合もあるので住所変更はしておきましょう。
【保険の住所変更】
国民健康保険は、役所での手続きが必要です。 また、火災保険・家財保険、生命保険・介護保険は保険会社に連絡しましょう。
【NHKへ移転の連絡】
忘れる手続きで多いのがNHKの手続き。忘れずに行いましょう。
引越し当日に行うこと
引越し当日は、引越し業者が来て移動して・・・などなど
一番バタバタして気力体力的にも大変な一日。 そんな大変な一日だからこそ、やることは頭に入れておきましょう。
【新居の鍵の受け取り】
現在の新居の鍵の受け取りは、引越し(入居日)当日に受け取りが可能な不動産業者がほとんど。
時間を決めずに受け取りに行ったら「鍵がまだ来ていない」なんてトラブルもありますので、必ず時間を決めて受け取りに行くようにしましょう。 その際、「鍵の受領書」に署名するので認印も忘れずに!
【ガス開栓の立ち合い】
ほとんどの方が、引越し当日からガスを使用しますのでガス開栓の立ち合いは引越し当日に。
あらかじめ予約をしておき、新居へ来てもらうようにしましょう。
プロパンガスは1万円程度の保証金が必要になる場合があります(解約の際戻ってくるのでご安心を!)
【近隣への挨拶】
戸建てへ引っ越す場合は、両隣・前・斜め前には挨拶はしたほうがいいでしょう。
マンション・アパートの場合、真下の部屋・両隣でいいでしょう。
最近では、女性がストーカー被害やトラブルに巻き込まれるケースも少なくないので近隣への挨拶はあまりおすすめはしない傾向にあります。
引越し後にやること
新居に引っ越した後も手続きは沢山。新しく生活するために必要な手続きを行いましょう。 役所での手続きが多いので、平日に時間を取って一度にやるのが効率的です!
【転入届を提出】
引越しをしてから14日以内に手続きをしなくてはいけません。 必要なものは市町村によって多少違いますが、引越し前に手続きした「転出届」と印鑑・本人確認証(免許証など)が必要です。 必要なものは必ず確認してから手続きしましょう。
【国民健康保険・国民年金の住所変更】
「国民健康保険資格損失届」を引越し前に出しているので、新居の役所で新たに届出をします。
国民年金は、年金手帳・印鑑・免許証などを用意し手続きをします。
社会保険の場合は、会社で手続きしてもらいましょう。
【マイナンバーの住所変更】
マイナンバーは引越しをしてから2週間以内に手続きが必要です。 マイナンバーカードを持っていれば転出証明書は必要ありません。
【運転免許証の住所変更】
運転免許証の住所変更は、該当の免許更新センターや警察署で行います。
【児童手当や母子手帳の変更】
母子手当がもらえないなどのトラブルになる場合があるので、住所変更を行いましょう。
【所有の車やバイクの登録変更】
新居の管轄する陸運支局にて手続きが必要です。 駐車場の契約、車庫証明なども忘れずに行いましょう。 車庫証明は、申請を出してから1週間程度かかるところもあるので早めに行いましょう。
【パスポートの変更】
パスポートは住所変更の届出は必要ありませんが、住所欄に記載してある住所を二重線で引き、新住所を記入しましょう。
手続きの注意点
上記に記載しました通り手続きはかなり多くて大変。
もっと手続きがある人もいるんじゃないでしょうか?
これだけみても役所での手続きが多く、本人確認証や住民票・印鑑は必要不可欠。
手続きの際に「あっ!忘れた!」なんてならないようにしっかり準備をしてください。
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