「システム警告」「ウィルスに感染しています」「システムファイルが古くなっています」ウインドウが出たら・・対処法

インターネットにつないだ時に出てくる偽ウインドウ。偽メールよりも信憑性があるので被害に遭う確率が高く、高齢者の被害が拡大しています。
この手のウインドウで厄介なのが、偽ウインドウとわかっていいても画面から消えないこと。

その内容と対処法を見ていきましょう。

「システム警告」のウインドウ

Microsoftらしきもののウインドウが表示され、「システムが破損しています」との内容。カウントダウンが始まり「更新」を押させて偽サイトへ誘導するもの。危機感の煽りが凄いです。カウントダウンは放置すると0秒になりますが、実は何も起きません!(笑) ゼロのままです。

 

「ウイルス感染」のウインドウ

「ウイルスに感染している」なんて焦ります💦ウイルス感染したことのない人であれば、セキュリティソフトの警告だ!と勘違いしてしまいます。わかる人は、なんともおかしな画面だなぁと思いますが。「銀行取引が危険な状態にあります」なんて怖いですね。

「警告:システムファイルが古くなっています。」ウインド


これは普通に信じてしまいますね。Microsoftって書いてあるし・・・これはぱっと見ただけではわかりません。しかし、よーく見てみると・・これは知らないと絶対わからないことですが、Microsoftの公式の文章偽文章は少し違いがあります。よーく見てください。

【Microsoft公式】
Microsoftは必ず「英数」と「日本語」の間に半角スペースが入ります。

【偽サイト】
英数と日本語の間には半角スペースがない。

この半角がないと「音声読み上げ」が円滑に行えないという理由があるようです。
そして内容の「攻撃やウイルスへの防衛」って、そもそもセキュリティソフトの仕事じゃ?ww

最近はこういったものを「ダウンロード爆弾」なんて表現していますね。

そして「更新」を押すと・・・偽サイトへ飛びます!

【POINT】
絶対に更新ボタンなどは押さないこと!

 

また、必ずURLが違います。こちらもよーく見てください。
Microsoftであれば

https://www.microsoft.com/○○〇・・・

1.microsoft.comが必ず初めの方にある。

2.https ブラウザのURLのhttpsの左側に鍵マークがあるはずです。つまりSSL暗号化通信。 偽サイトはこれがありません。サイトを作る際、SSL暗号化通信だとかなりのお金が必要になるので、詐欺サイトはわざわざお金をかけてやらないわけです。

 

対処法

 

対処法としては、何もしない!が一番。偽メールは受信拒否です。
偽ウインドウで厄介なのが「ウインドウを消せない」こと。

「偽ウインドウなのはわかっているけどウインドウが消えないんだよ!」って人、多いんじゃないでしょうか?

偽ウインドウは、ブラウザです。インターネットに接続するときのブラウザ「internetexplorer」「Microsoft edge」や「chrome」「firefox」など使用中のブラウザを閉じればいいわけです。

【ブラウザを閉じる方法】
キーボードの Ctrl+Alt+Delete を同時に押し、タスクマネージャーを起動。
タスクマネージャー「プロセス」のアプリのところの使用しているブラウザを右クリックで「タスクの終了

これで完了です!

 

まとめ

このように最近では偽サイトが多くなり、中でも「ネットショッピングサイト」や「ふるさと納税のサイト」も出てきています。サイトの「文字が変」「日本語の文章が少し変」とか少しでも違和感のあるサイトに出くわしたら迷わずサイトから出ましょう。そして、こういう偽サイトで入力はもちろん絶対にクリックしないように気をつけてください!

いかがでしょうか?この偽サイトや偽メールに直面し、どうしたらよいのかわからず何もできなかった!なんて人も多いんじゃないでしょうか?知ってるのと知らないのでは大違い。少しの知識があれば何も焦らず対処出来ますね。みなさんも被害に遭わないように安全なネットライフをお送りください♬