賃貸住宅で一番多いトラブルが「騒音トラブル」。隣の部屋がうるさかったり、上の階の生活音がうるさかったり、周りの部屋の犬の鳴き声がうるさかったり、と騒音トラブルといっても内容は様々。
しかし、逆を返せば自分も同じこと。集合住宅は周りの住人とうまく付き合っていかなければいけないので自分も騒音となるものは気を付けなければなりません。
しっかり対策をして快適な生活を送りましょう。
騒音になるのは?
テレビ、音楽などの大きい音
大きな音でテレビや音楽などを聴いていませんか?自分が思ったより周りに聞こえていますよ!少し音量を控えましょう。
音楽を楽しむのは良いことですが、近隣まで聞こえるような大音量で音楽を流している部屋がよくありますがあれば本当に迷惑。そこまで大音量で聴きたいならヘッドホンなどで聴くようにしましょう。
大きな話し声
友達が来たとなど、話が盛り上がりついついはしゃいでしまった!などみなさん経験があるはず。防音対策をしていれば気を遣わずにおしゃべり出来るかも。ホントに騒いだりはしゃいだりしたいときは・・・カラオケボックスなどで発散するのがいいですね(笑)
ペットの鳴き声
ペットに関しては、「しつけ」は大事ですがいくら「しつけ」をしていても人間の言葉を全部理解出来ない生き物なので仕方ありません。ペット可物件は周りの方も飼われていることが多くある程度はお互い様。でもあまりにもうるさいのはやはりトラブルになります。出来るだけ自分から対策をしましょう。
ペット自身は、うるさくしているなんてわかりませんからね。 ペット不可の物件で内緒で飼育している人がたまにいますが、即トラブルになります。あまり鳴かないペットでも退去時にトラブルになるので絶対やめましょう。
足音、物を置く音などの生活音
生活音を出さないのは至難の業。忍者であれば忍び足も出来ますが普通に生活していて音を出さないのは不可能。椅子を引く音、物を床に置く音、ドアを閉める音など、ちょっと気を付けていれば結構抑えられます。
特にファミリーの方でお子さんが飛び跳ねたり走り回ったりしたときの音がずーっと続き、トラブルになるケースがとても多いです。
夜中に回す洗濯機
こちらもトラブルで多い事例。「仕事で夜中に帰宅する人」や「朝早く仕事に行く人」それぞれ生活リズムが違いますのである程度は仕方ないことなのかもしれませんが、一般的に夜中は寝ている時間帯。なるべく夜中に洗濯機を回すのは避けましょう。
最近は、静音性の高いインバーターが備わった洗濯機がありかなり静かになってきています。さらに洗濯機の足の部分に防振マットを敷くのも効果的です。
楽器の音を出す
「楽器の音がうるさい」とよくクレームになります。そもそも楽器OKの物件は防音対策が初めからしてある建物なのでほとんど音が漏れません。クレームになるのは楽器NGの物件。こちらは防音対策うんぬん、楽器はダメなので絶対やめましょう。
エレキギターのようなアンプに繋がないと音が出ない楽器は、アンプに繋がないで引くのはもちろんOKですが、どうしても音を出したい時は、スタジオなど演奏できるスペースを借りるようにしましょう。
防音と言っても色々ある
防音と言っても、おおまかに防音・遮音・吸音がありそれぞれ内容が違います。
防音
そもそも「防音」という言葉は、部屋や建物の外から音が入ってきたり、逆に室内から部屋の外に音が漏れたりすることを防ぐという意味があり、この言葉はとても抽象的です。具体的にその防音の方法として吸音や遮音という方法がとられます。
遮音
音が外に漏れるのを防いだり、外からの音が室内に入るのを防ぐことを指します。つまりこの遮音シートを使うと、音が漏れないように、音を反射させます。これだけだと外には漏れにくいですが、部屋の中で音が反射しとても不快ですね。
吸音
音を吸収する比率が大きい物質または材料のことで、騒音を吸収しあまり音が響かないようにするほか、音の響きを調節する効果などもあり、建築の材料として天井や床、部屋の壁などに用いられることも多いです。跳ね返った音を吸収して音を抑える役割を持つので吸音材単体では音が漏れなくなるという訳ではありません。
きっちり防音対策を!
自ら騒音を出さないためには「防音」対策が効果的です。防音対策と言ってもスタジオみたいに部屋全体を防音にすると莫大な費用がかかってしまいます。お手軽にあまり費用をかけずに防音対策をしてみましょう!
防音パネル
壁に貼るだけで防音効果のあるパネル。コストも抑えられて取付も簡単なのでおすすめ。最近は、色んな種類の防音パネルが販売されています。
防音マット・防振マット
カーペットの下に引くだけで防音対策に!下のフロアへの音の軽減が出来ます。簡単に切れるのでサイズの調整も楽々。コストも高くないのでおすすめ。
防振ゴム・防振パッド
洗濯機の脚に敷くタイプ。ホームセンターなどで売っているので最低限こちらは敷いておいた方が良いですね。価格も安価です。
防音カーテン
防音カーテンの中でも、防音性の高いものから低いものまで様々。防音性が高くなれば価格も高くなるので、予算に合ったものを購入しましょう。
防音カーテンは、中からの音は漏れずらいですが外からの音には効果が低いものもあるので購入の際は確認してみてください。
まとめ
防音対策って聞くととても大掛かりなものとイメージが今まではありましたが、お手軽に安価で出来る時代になりました。些細なことで周りの住人とトラブルになる現在。特に騒音問題は一番多いトラブルなのでしっかり対策してみるのもいいかもしれません。
防音対策をすれば今まで神経を使っていたことからもある程度開放され生活も楽しくなるかもしれませんね。自分の「音」が気になる方は、是非試してみてはいかが?
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